Last update: Mar. 5, 2008
竹保流 (Chikuho-ryu)
竹保流のホームページより転載
竹保流は、初代酒井竹保(後に竹翁と称す)に依り、大正6年に創立された流派。初代は初め藤田松調に師事。又、宗悦流
の長老上村雪翁にも師事した。最初は酒井松道の竹号で教授を開始したが、師弟対立(経緯は存じません)の結果独立し、
名も「竹保」と改めた。詳しくはホームページがありますので、こちらを参照して下さい。 但し、ホームページ上に「大正8年より
大正10年に至るまで京都に通い、明暗36世勝浦正山老師に明暗的伝秘曲三虚霊の巻を授けられ、真法流古典本曲全曲を
伝授されました。」とありますが、真法流には文献上70曲ほどありますので、この記述には疑問が残ります。 尚、勝浦正山は
明暗法系を継いでは居ません。奏法に関しては、上の写真でも分かるように、譜面台を置くのもそうですが、2曲を聞いただけ
ですが、都山流との類似点を感じます。今後の研究課題と致します。
正調追分 はこちらにアップしてあります。
松上の鶴 NITTO 1395-A 琴:菊香せい子、三絃:楯城護、尺八:酒井竹保 (B面は尺八抜きです)
春の曲(上・下)(Haru no Kyoku) NITTO
1474 琴:楯城誠、尺八:酒井竹保
(新日本音楽)胡蝶の戯れ(上・下) TEICHIKU
5203 尺八:酒井竹保、酒井正保、ピアノ:芝高正蕉(酒井竹保作曲)
千鳥の曲(一・二・三・四) Teichiku 5204/5205
尺八:酒井竹保、筝替手:菊森琴之一、筝唄:富春よし